| 【考古民俗叢書】 | |
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東アジア地中海の道 国分直一著 Ａ5判上製/488頁 定価：本体10000円+税 ISBN4-87449-128-6 1995年5月刊行 在庫僅少 |
| 【内容紹介】 | |
日本海、黄海、東シナ海は、日本列島、南西諸島、台湾、中国大陸、朝鮮半島に囲まれた地中海である。60年余にわたって、考古、民族、民俗の分野でアジアを見据えてきた著者が雄大なスケールで語る東アジア文化交流史。 |
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| 【著者プロフィール】 | |
1908年東京都生まれ。元梅光女子大学教授。文学博士。 |
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| 【主要目次】 | |
Ⅰ 穀作の道 １ アジア稲作の原郷をめぐって ２ 我が国における穀作─伝来のルート ３ わが初期農耕社会に導入されたとみられる習俗─北方世界─朝鮮半島を通して─の流れ ４ 中国海水域における江南世界とのかかわり ５ 倭国時代における江南との交流 ６ 雑穀の道と金属文化─谷川健一著『青銅の神の足跡』に寄せて─ Ⅱ 本州西辺海峡地方 １ 考古・民族雑考 ２ 市域社会の民族文化 Ⅲ 九州西南辺の古代世界 １ 日本海と九州西南辺の海の道 ２ 倭種の国と海南の国ぐに ３ 『魏志』倭人伝にみられる倭人、その他の種族 ４ 種子島広田の古代文化 Ⅳ 先史古代の沖縄諸島 １ 先史時代の琉球─東中国海の道に探る ２ 琉球弧の諸島に伝来した中国古代系遺物とその伝来ルート考 ３琉球諸島における日本祖語形成の時期、音調の問題─20余年前における発言の検証 Ⅴ 南方学の拠地─台湾 １ オーストロネシア語（南島語）族の定着地としての台湾 ２ 大正期刊行の二種の台湾原住民族慣習報告書の刊行をめぐって ３ 南方学のパイオニアたち ４ 台湾原住諸部族文化の多様複雑さ ５ 末成道夫教授の大著『台湾アミ族の社会組織と変化』に寄せて Ⅵ 古代呉・越世界 １ 亜州地中海の道─凌純聲の想定をめぐって ２ 越系民族文化雑考 ３ 雲南普寧?社会の文化と倭人文化─その相似について ４ 雲南貴州省に夜郎の故郷を訪ねて ５ ヤミ族の文化英雄マガマヲグ─その羽装を通して原郷を探る 附編 わが北浦時代─三十余年の回想 |
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