【考古民俗叢書】
日本の鉄器文化
        ――鍛冶屋の比較民俗学−

 朝岡康二著

A5判上製 548頁
定価:本体11,650円+税
ISBN4-87449-127-8 
 1993年刊行
 品切れ
  
【内容紹介】

材料鉄の再利用、すなわち廃鉄器を再生利用する仕組に着目し、その技術的担い手である鍛冶屋の技術を集成・分析して鉄器文化の一面を考察。沖縄・韓国・インドネシアなどを調査し、わが国の鉄器文化の源流を探る。
【著者プロフィール】

1941年ソウル生まれ。東京藝術大学卒業。国立歴史民俗博物館教授を経て,沖縄県立芸術大学学長を歴任
【主要目次】

はじめに
序論
第1章 日本における伝承的鍛冶技術文化
第2章 日本における伝承的な鍛冶鉄器
第3章 使い卸しと修理再生の慣行
第4章 沖縄の鍛冶と鉄器文化
第5章 韓国の鍛冶とその技術
第6章 インドネシア諸島の鍛冶とその技術
結論─日本鉄器文化とその周辺地域の関係を中心にして


【関連書の紹介
鍛冶の民俗技術・増補版
  朝岡康二著
  A5判上製/382頁 定価:本体6000円+税
 
  ISBN4-87449-129-4
復刻・解説版 古来の砂鉄精錬法―たたら吹製鉄法
 俵 國一 著 館 充 監修
    A5判上製・カバー装/208頁   定価4800円+税 
    ISBN978-4-87449-061-7 

鉄と日本刀
 天田昭次著/解説:土子民夫

   A5判/312頁   定価:本体2,800円+税
      ISBN4-87449-235-5


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