【考古民俗叢書】
信濃民俗記

     向山雅重著

A5判上製 480頁
定価:本体4,854円+税
ISBN4-87449-101-4 
 1990年刊行
  在庫有 

第9回柳田国男賞受賞

向山雅重 (むかいやま まさしげ)

1904‐1990
大正-昭和時代の郷土史家。
明治37年7月6日生まれ。大正10年から昭和38年まで生地の長野県上伊那郡内の小・中学校で教員をつとめる。教壇にたつかたわら三沢勝衛、有賀喜左衛門、柳田国男にまなんで「郷土人の郷土研究」をすすめ、「山村小記」「信濃(しなの)民俗記」などをあらわした。45年柳田国男賞。平成2年1月24日死去。85歳。
【内容紹介】

自然豊かな信州の農村に生まれ育ち、その自然と歴史に深い愛情と誇りを持つ著者が、透徹した学者の目をもって故郷の物心両面わたる生活を記録した、日本文化を理解するための貴重な資料。
【主要目次】

衣 食 住至
 山村民家の居住性
 山袴・野良袴の形態
 わらぢの風土性
 わらぢの形態
 塩と山民
 味噌の習俗
 農家の食習
 農村の食生活
 はれの食と初穂

家庭生活
 嫁住み
 釣合ひ
 子はカスガヒ
 主婦の座
 へそくり.
 主婦と食べ物
 かかあ天下
 嫁のフルテ
 年寄の座
 隠居免
 折り合ひ
 子分記
 婿養子
 ゐろりの座

百姓奉公人の生活
 日没
 男日役・女日役
 男女仕事
 奉行人の座

村の生活
 隣り近所
 近所づきあひ
 村の規約
  (一)長野県上伊那部高遠町弥勒の事例
  (二)長野県伊那市手良八ツ手の事例
 つかひ川

年中行事
 湯沢氏『年中行事
 天和年間の正月行事と農行事

 奥書き
 あとがき
 索引



【関連書の紹介】 向山雅重の著作
続信濃民俗記 品切れ
伊那農村誌   在庫有
   A5判上製/316頁
   定価:本体5000円+税  ISBN4-87449-121-9 


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